北極星のみつけかた|yuzubaby

自称宇宙人のゆとり世代が書く雑記ブログです。

北極星のみつけかた

やっぱり、ダンサー(脚本家)みたいな生き方がしたい。

タイトルに反して、わたしはダンサーではありません。

ろくにダンスをしたこともありません。

それでも、やっぱりダンサーみたいな生き方がしたいです。

 

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自信喪失?辛かったこの1年

今年の振り返りをするにはまだちょっぴり早いかもしれませんが、今年は結構しんどい1年でした。

原因は、主に仕事。

 

会社の財政的にお給料がグッと下がり...

その分稼働を週5日→4日に減らすという話だったのですが、いつの間にやら稼働時間はそのままでお給料だけが減るという事態に。

 

ITコンサル会社からスタートアップに転職したからには、お給料が減ることぐらい覚悟しているべきだったのですが、転職時は基本給は変わらずだったこともあって、お給料についてはそこまで考えていませんでした。

 

ただ、27歳ともなると、コンサル会社に残った同期と自分のお給料の差はどんどん開き... 残業した分だけ残業代がちゃんと出たコンサル会社は、今から思うとめちゃくちゃホワイト企業だったんじゃないかとさえ思います。

 

お給料は、仕事から得られる対価の1つでしかなくて、1つでしかないのですが、やっぱりお給料って数字で測れる対価の代表格で。

そういう意味で、やっぱり目に見えるものというか、数値化できるものって、悔しいけど自己評価にも他己評価的にも影響力絶大だよなあ、なんて思ったり。

 

減ったのはお給料だけじゃない。

自信も減ってしまっていました。

 

転職したときには6人いたチームも、今年に入ってからは3人に減る中で、いつの間にか自分が最年少に。というか、共同設立者2人+わたしという構図...。

 

スタートアップでの働き方は、ITコンサル時代の働き方とはまったく違って。

どの仕事も、本質的には変わらないのかもしれないけれど、1万人以上いたITコンサル会社と3人だけのスタートアップでは、1人1人に与えられる裁量も自走力も違う。

 

スタートアップの人がよく使う「自走」という言葉ー

これは、素敵な言葉であると同時に、呪いの言葉でもあると思っています。笑

 

めちゃくちゃ優秀な人だったらひたすら自走しまくれるのかもしれませんが、自分はまだまだ師匠的存在からご指導ご鞭撻いただきたいお年頃。

今思うと、「師匠的存在がほしい」というのは、自走できていない自分の弱音であり甘えでありますが、それでもやっぱり導いてくれる存在というのは尊い

 

ITコンサル会社でも、デジタルマーケティング系の部署にいたはずなのですが、システムありきのマーケティングというか、マーケティングに役立つシステムの導入みたいなSIer的な仕事だったので、事業会社でのマーケターとしての知識はほぼ0のまま入社。

 

「泳ぎ方を学んでから飛び込むより、飛び込んでから泳ぎ方を学べ」的な社長の言葉に感化され、スタートアップの世界にまさに飛び込んだのですが...

 

泳ぎ方を知らずに飛び込んだら、普通に溺れました。笑

 

社員3人のうち、社長も含め2人は海外エンジニア。マーケターは自分1人。

マーケターの師匠がいない中で、泳ぎ方を手取り足取り教えてくれる人はいない。

もう1度言います。

普通に溺れました。笑

 

最年少ということもあって、心なしか風当たりが強くなる日々。

「マーケターとしてこれぐらいできるべき」「これはマーケターの仕事だよね」的な言葉を受け続ける中で、マーケターとしての自分の不甲斐なさ、力量のなさに落ち込む日々。

 

というのも、シリコンバレーでは、プロダクトをローンチする前にランディングページと呼ばれる簡易的なWEBサイトを作ることがよくあるそうで、市場の反応がよければプロダクトをつくる... みたいな文化があるらしいのです。

そうなんです。

売るモノがないのに宣伝するという、おったまげ~な文化。

 

今となっては、「市場のニーズをもとにプロダクト開発する」というこのスタンスにはとても納得しているのですが...

 

マーケティング側からの市場調査なりフィードバックがないと、開発しないー

 

そんな感じの状況が続く中で、次第に「会社の売上が立っていないのは自分のせいだ」とプレッシャーを感じるように。

※誰かから言われたわけではなく、勝手に自分で自分を追い詰めていただけですが...

 

自分の中では、「マーケティングとエンジニアリングの両輪を回すことが大切なんじゃないか」とか、「マーケティングからのフィードバックを待ってるだけじゃなくてエンジニアも自ら市場が求めているものを探ってくれてもいいのに」とか思うことも多々ありました(あります)が、どちらにせよ、自分が力量不足なことには変わりなくて。

 

お給料が下がったと同時に自分の市場価値も下がったような気がして、どんどん自信がなくなっていって、ついには「自分はマーケターには向いていないんじゃないか」「自分が本当にやりたのはマーケティングなのか」と思うまでになりました。

 

いろいろ始めた2021年下半期

「自分はマーケターには向いてないんじゃないか」

この問いに対する答えは、まだ出ていません。

 

でも、わかったことがあります。

それは、向いてないなら、向いてる人よりも人10倍は頑張りたいところ。

だから、結局は「向いてる/向いてない問題」に対する答えは、「そこまで頑張りたいと思えるかどうか」にかかっている気がします。

 

ビジネス界で活躍していらっしゃる知人の方が、Facebook「どの選択をすればよいか決めかねているとよく相談を受けるのですが、やるべきことはたった2つ。①選択肢をすべて洗い出し、②どの選択肢に1番コミットできるか考えるだけ」と投稿していらっしゃいました。

 

仕事選びも、「1番コミットできる仕事」が天職なのかなあと思ったり。

1番打ち込める仕事、というか...

海外ドラマ「The Bold Type(邦題:NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵なわたしたち)」で出てきた言葉で、とても好きな言葉があります。

それはー

 

If you can't do it with feelings, don't.

(大雑把な意訳:心が動かないなら、やっちゃダメ)

 

何に対して/何をやっているときに1番心が動くのかー

まだまだ模索中ですが、ソーシャルセクターでの副業、NPOでのボランティア、そして脚本スクールへの復学...

 

色々と始めてみる中で、改めて明確になったことがあります。

それは、「やっぱりダンサーみたいな生き方が自分には1番合っているんだろうな」ということ。

 

やっぱりダンサーみたいな生き方がしたい

ずばり、人のことを考えながら自分が夢中になれることをやること。

 

もう少しかみ砕くと、

「もし仮に観客が1人もいなかったとしても、観客が自分の踊りを楽しんでくれなかったとしても、踊ったことに後悔はないーなぜなら、自分自身が踊ることを選び、踊りに夢中だったから」

 

そんな生き方っていいな、と思うのです。

(別にダンサーじゃなくてもええやんってなるかもしれないのですが、個人的にダンサーという比喩が好きなので、ダンサーと言っています)

 

誰かのために生きるというのは素晴らしいことなのですが、自分がやっていたことが仮にその誰かのためにならなかったとしても、自分がやっていたことに後悔はないー

そんな状態でありたいのです。

 

そして多分、自分にとってのダンスにあたる行為は、「書くこと」です。

30歳までに脚本家になれたらなあ、なんて思います(私欲...)。

 

脚本スクールの先生が、「ラブレターと同じで、脚本は夜に書くな」と言っていましたが、まさにブログにも同じことが言えますね...

多分この記事を明日の朝に読んだら「おったまげ~」となるでしょう。

 

なので、今日はこの辺で寝ます。笑

おったまげ~な取りとめのない文章の中にも、みなさんにとって心に響くなにかがあったことを祈りつつ、なかったとしても自分自身がこの記事を書くことに夢中になっていたからいいかと思いつつ...

 

とにかく、ありがとうございました!笑

たまにはSEOにも引っかからないような目的のない文章を書いてみたかったので、満足です。笑

ではでは、おやすみなさいっ!