今までの人生を振り返ると、AをするためにはまずBをして... という生き方をしていました。
でも、気づけばもう20代後半。
本日は、急がば回れ的人生にさよならを告げようぜっていう記事を書きました!
2021年、大切にしようと思っていることがあります。
それは、何かを始めるにあたって、前提条件をできるだけすっ飛ばすということ。
起業するために、まずはコンサルでビジネスのいろはを学ぼう。
海外で働くために、まずは英語を勉強しよう。
自分のお店を出すために、まずは有名店で修行を積もう。
こういった考え方は、確かに合理的かもしれません。
自分がやりたいことを実現するために、知識や経験を積もうとするのは素晴らしいことですよね。
急がば回れというように、やりたいことをよりイイ感じに実現するためには、下積みをすることも大事かもしれません。
ただ、下積みをするよりも、やりたいことをダイレクトに始めてしまった方がいいこともあると思うのです。
なぜなら...
①下積みには時間がかかるから
②必ずしも下積みが役に立つとは限らないから
③下積みで忙殺されている間に本来の目的を忘れてしまうことがあるから
①と③については割愛しますが、②について補足すると...
たとえば、海外で働くために、まずは英語を勉強しようと決意した場合。
海外=英語というイメージはありますし、国際基準の言語は英語だから、英語を習得していて損はないと思います。
ただ、英語を使って海外で働きたいならまだしも、ただ純粋に海外(=日本国外)で働きたいのなら、海外で日本語の先生になったり、日本語が通じる国を選んだり、そもそも仕事において語学力をそこまで必要としない仕事に就くことだってできます。
今すぐ海外で働きたいわけじゃないなら、海外で働くという最終目的に向けて、今すぐ,手軽にできること(たとえば英語を学ぶこと)から始めるのもいいかもしれません。行動を始めることでわくわくできるなら、それでもいいのかもしれません。
ただ、なるべく早く海外で働きたいのなら、「英語を学ばないと海外で働けない」という思い込みを捨てて、英語をカンペキに習得していなくてもできる仕事を探せば、それこそ数カ月後には海外で働けるかもしれないですよね!
Aをするために、まずは○○の知識と△△の経験が必要。
だからまずはXXで○○の知識を得て、XXで△△の経験を積んで...
こんな動き方をしていたら、あっという間に年を取って、気づいたらAをするために残された時間がごくわずかだった... なんてこともあると思うんです。
こう思う人もいるかもしれません。
「(たとえば)心理カウンセラーになるためには数々の試験を合格しないといけないし、ローマは1日にしてならずっていうように、今すぐ心理カウンセラーになろうとしてもなれるわけがない。下積みが必要やろ!」
確かにその通りだと思います。
ただ、今すぐ心理カウンセラーになることは無理でも、カウンセリングという行為そのものは、資格の有無関係なしに、今すぐ実践できますよね。
最近悩んでいる家族や友達の悩みをとことん聞く。
これも立派なカウンセリング。
何が言いたいかというと...
世間から認められるためには、確かにある程度の知識や経験、資格が必要かもしれませんが、世間から認められなくてもいいなら、事前知識や経験、資格なんかなくても、「やりたいことそのもの」は今日からでも実践できるということ。
ということで、もしみなさんにやりたいことがあるとしたら、そしてそのやりたいことをまだ始められていないとしたら、そしてそんな状況にもやもやしているとしたら...
ぜひ以下を試してみてください!
<実践>
①自分がやりたいことをかみ砕く
②今すぐ始めるための工夫を考える
③やりたいことをまずは始める
(そして必要に応じて同時並行で知識と経験を積む)
例)
やりたいこと:海外で働きたい
今の状況:海外で働くために、まずは英語を勉強している
①自分がやりたいことをかみ砕く
→海外で働きたい(職場が海外にあるなら、職場での使用言語はいとわない)
②今すぐ始めるための工夫を考える
→日本語学校で働く
→日本語が通じる国を選ぶ
→そもそも仕事において言語でのコミュニケーションをほぼ必要としない仕事に就く
③やりたいことを始めた後、同時並行で知識と経験を積む
→上記のいずれかの方法で、海外での仕事をGETし、海外で働き始める
→海外で暮らしつつ、空いた時間で英語を勉強する
今はコロナで、やりたいことが思うようにできないご時世かもしれません。
それこそ、海外で働くなんてもってのほか...
働き口なんて見つからないだろうし...
と思う方もいるかもしれません。
確かに「海外で働くなんてしばらくは無理そうだ」と思ってしまうような状況ですが、「コロナだから海外で就職しづらい/できない」というのは、事実でもあり思い込みでもある気がします。
というのも、コロナになって宅配ニーズが増えたことで、物流系の求人の需要は海外でも増えているし、業種によってはコロナによって就職しづらい状況かもしれませんが、絶対不可能なわけではない。
運次第な部分もあるかもしれませんが、熱量と創意工夫さえあれば、やりたいことを今すぐ始めることは(きっと)できる。
できるかどうかの保障なんてありませんが、できるかどうかを見極めようとするのではなく、「やる」と決めること。
やる前提で、どうしたらできるかを考えること。
Where there is a will, there is a way.
(意志あるところに道は開ける)
この言葉って、きれいごとかもしれませんが、核心をついている気もします。
どんなに意志が強くても、運と努力と才能と...
いろんな要素が絡み合う中で、100%道が開ける保障はないと思います。
ただ、道が開けるというよりは、何がなんでも道を開いてやるぜ!みたいな粘り強さが、思いがけない幸運をもたらすことがあるとも思います。
最後に...
今年で27歳になりますが、「もう27年も生きてるのに、学生時代に思い描いていたような活躍全然できてない...」と劣等感にさいなまれることがあります。
縄文時代だったらもうそろそろ命が尽きていてもおかしくない年齢なのに、まだ全然できてないじゃんって...(うう)
今までの人生を振り返ると、AをするためにはまずBをして... という生き方をしていました。
でも、気づけばもう20代後半。
「Bをしたおかげで今の自分がある」と過去を肯定することはできるし、過ぎてしまった以上はBという点に感謝する方が賢明なのかもしれませんが、肝心のAがまだできていないのなら、そろそろAをストレートに始めてもいいお年頃...
Aをするために、まずは○○の知識と△△の経験が必要。
だからまずはXXで○○の知識を得て、XXで△△の経験を積んで...
こんな堂々巡りをする中で、そして大人になるにつれて、なんだか学生時代に抱いていたAに対する想いがだんだん形を変えたり、Aよりも大切なんじゃないかと思うものに出会ったり... 総じて学生時代に比べると「夢」みたいなものに対する熱量が年々しぼんでいっている気がして、危機感を覚えることがあります。
ただ、そんな状況を憂うのではなく、そんな状況に気づけたからこそ、Aに愚直にどん欲にストレートに向かっていきたいな、と思う今日この頃です。
支離滅裂な文章となってしまいましたが、気が向いたら手直しするので、お許しください!(ありがとうございます!)
ではでは、おやすみなさいっ!