北極星のみつけかた|yuzubaby

自称宇宙人のゆとり世代が書く雑記ブログです。

北極星のみつけかた

職場の人間関係にもやもや。そんなときに考えたい3つのこと

みなさんは、職場で人間関係に悩んだことがありますか?

職場の人間関係がイヤになったことはありますか?

 

人間関係で嫌なことがあると、「仕事を辞めたい」「転職したい」と思いがち。

でも、人間関係の悩みはどんな環境にもウヨウヨしているもので、環境をいくら変えたとしてもムダなんじゃないか... そうもやもやすることもあると思います。

 

この記事では、そんなもやもやとどう向き合うべきかについて書いています。

もし職場で人間関係に悩んでいる方、人間関係を理由に転職したいとひそかに思っている方は、ぜひ読んでみていただけると嬉しいです!

 

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職場の人間関係がイヤんなる... このままココで働くべき?

まず、メンタルが崩壊して「このままいなくなってしまいたい...」と毎日思うほど追い詰められているのなら、今すぐその職場を辞めた方がいいです。

 

だって、せっかく生きているのに、消えてしまいたいなんて思いながら毎日過ごすのは、すごく虚しいしもったいない。

 

「せっかくいい企業に入れたから、会社を辞めたら親に申し訳ない」

「メンタル的な理由で会社を辞めたら、メンタルへなちょこレッテルを貼られて転職先がなかなか見つからないんじゃないか」

「別にほかにやりたい仕事があるわけでもないし...」

 

いざ辞めるとなると、いろんな 感情が沸き起こってくると思います。

でも、多分、そんな人こそ、1度は「会社を辞める」という決断を経験してみてもいいのではないかと思うのです。

だって、1度経験したら、2度目、3度目は怖くなくなるから。

この世界には、自分が勤めている会社以外にも、いろんな世界があるんだって、気づけるから。

 

「石の上にも3年」ということわざがあります。

この言葉には一理あると思うのですが、もしその石が5000℃ぐらいの「火の石」だったら?

火の石に3年も座っていたら、おそらく丸焦げになって丸焼きチキンにされてしまうでしょう...

 

長くなりましたが、とにかく言いたいことは、「このままいなくなってしまいたい...」と毎日思うほど追い詰められているのなら、今すぐその職場を辞めた方がいいです(大事なことだから2回言いました)。

 

さてさて、やっかいなのは、「このままいなくなってしまいたい...」 と毎日思うほどではなくても、人間関係で長いこともやもやしている場合。

 

嫌なことを言われても、理不尽なことをされても、怒りをぐっとこらえて、心の息をそのときだけ止めて無になればいいー

そんな感じでなんとか毎日をやり過ごせているならいいのですが、なんとなく精神衛生上よくなさそうな雰囲気が漂ってきます。

 

人間関係がイヤ。でも、会社を辞めるほどではない。

 

そんなもやもやがある場合は、どうすれば???

そんなときに考えたいことを、3つ挙げてみました。

 

① 職場を辞めるだけ。 仕事を辞めるわけじゃない。

新卒の頃、仕事で悩んでいたわたしに、初めて訪れた美容師のお兄さんがかけてくれた言葉がありました。

それは...

 

やりたいことができているなら、残って頑張った方がいいと思うけど、やりたいことができていないなら、やりたいことが見つかるまでどんどん環境を変えていいと思う。

 

この言葉を聞いたとき、「なるほど~!たしかに!!!」と感銘を受けました。

今でもこの言葉は大切にしているのですが、あえて1つ付け加えるとしたら…

 

その「やりたいこと」は、本当に「その場所」でしかできないものなのか?

 

前に池上彰さんが、「日本人には、就職というより就社という言葉が似合う」と言っていました。

何をして働くかよりも、どこで働くかを重視していると。

一方で、欧米では、どこで働くかより、何をして働くかが重視されているとのこと。

 

たとえば、日本では「どこにお勤めなんですか?」と聞いたりするし、「お仕事は何をされているんですか?」と聞かれたときも、「XXXという会社で~」と会社を先に答えることが多いのに対して、欧米では「What do you do for a living?」と聞かれたら「I'm an engineer」とか「I'm a markter」といった感じで職種を答えることが多いです。

※日本でもフリーランスとか色々な働き方が広まる中で、職種を答える人が増えてきたかとは思いますが...!

 

なんでこの例を出したかというとですね...

今の職場じゃなくても、今やっている仕事ができるところは他にもきっとあるから。

 

「この会社のこのブランドが好きで入社したから、このブランドのマーケティングにしか興味ないのよアホタレ!」とか、「この仕事ができるのはこの会社だけなんだよクソタレ!」とか思った人もいるかもしれません。

 

確かに、その場合は複雑ですよね...

 

それとか、「今の時代、やりたいこと、やりたいことってみんな騒がしいけど、やりたいことなんてないよ。逆にやりたいことを強要されるとツライよ」って思った人もいるかもしれません。

 

ということで、そんなもやもやに対してどう向き合えばいいのか考えてみました。

 

② あなたが今やっていることは、好きなこと or 信じてることなのか?

もしこの質問に対する答えが「Yes」なら、そして今やっている仕事が他の職場ではなかなかできないことなら、今の職場に残ってみてもいいかもしれません。

※ただ、直属の上司を変えてもらうなり、何かしら人間関係に足を引っ張られないようにする工夫は今のうちにしておいた方がいい気もしますが...!いえ、してください!笑

 

やりたいことが見つからないよ、やりたいことなんて特にないよって人も、全然大丈夫。だって、EXILEの「もっと強く」っていう曲の歌詞に出てくるんです。

必ず夢をもつとか、背負わなくていい。ただ生きよう。

 

だから、別にやりたいことがなくても、別に構わないんです。

ただ、もしやりたいことがなくても構わないとポーカーフェイスを被っているだけで、なんとなく今の状況から脱したいと思っているのだとしたら...

そもそもやりたいことの定義とかよくわかんないけど、なんとなくもやもやしているとしたら...


今やっていることは、好きなこと or 信じてることなのか?

 

自分にこう問いかけてみてもいいかもしれません。

仕事そのものが好きなことではなくて、この仕事には意義があると信じてるわけでもないなら、職場を変えてみても、というより、仕事そのものを変えてみてもいいかもしれません。

 

③ さいごに|夢中になれれば、なんでもいい。

さいごに、この記事を書いていて思ったのですが...

わたしは、夢中になるのが怖かったのかもしれません。

 

夢中になったら、目の前のことしか見えなくなって、周りの大切な人との時間をおろそかにしてしまいそうで。そして気づいたら手遅れになって、虚しく死んでいく気がして。

 

でも、昨日の夜、1人で並木道を散歩していたとき、踏切を待っていたときに、ふと思ったんです。

今までの人生で1番自信に満ち溢れていたときって、高校の卒業式だったなあって。

わたしが通っていた高校はカナダ系のインターナショナルスクールで、毎年卒業式には誰かしらがオンタリオ州政府から「Governor General's Award」というメダルをもらっていたのですが... そうなんです、もらうことができたんです。

 

毎日夜中まで勉強していた甲斐があったなって。

おじいちゃんとおばあちゃんに学費を払ってもらった甲斐があったなって。

本当に嬉しくて。

 

当時は確かに勉強に夢中になっていて、ハメを外して遊ぶとかあんまりしていませんでしたが、それでも後悔はまったくしていないです。

もし高校時代に戻れるとしても、多分、なに1つ変えたくないと思います。

 

そして思いました。

夢中になるって、なんかいいな。

 

社会人になってから、なんとなく寄り道と回り道を繰り返して、夢中になって仕事に打ち込む、みたいなことがあまりできていなかった気がします。

もちろん、それなりに頑張ってたときもありましたが、「人生最後の仕事がこれでもいい」って思えるような仕事はしてこなかったというか。

 

もともと国際協力系に興味のあったわたしは、次の転職先では、というか次の仕事では、本来やりかったソーシャルセクターの道を選ぼうと思っています。

ただ、お給料が低いということの他に引っかかっていたことは、「決してそれは好きなことじゃないかもしれない」ということ。

 

誰かに感謝されるのは気持ちいいことだし、誰かの役に立つことが好きなことっていうこともできるかもしれません。

でも、それって相手に感謝されなきゃ成り立たないことで、「行動そのもの」というより、「行動した結果」が好きなだけ。DoingじゃなくてOutcomeに恋してるというか。

 

ただ、好きなことは副業なりプライベートなりでも続けられるし、本業として腰を据えて1日8時間以上?仕事をする上では、自分がやる仕事そのものが好きなことならそれに越したことはないけど、

 

どんなにその仕事が泥臭かったり趣味ではやらないようなことだとしても、やることそのものに意義を感じているなら、大切なことだって信じているなら、いいんじゃないかなって。

 

自分が日々やる仕事が「好き」で、その仕事が意味あることだと「心の底から信じられている」のであれば、それは天職オブザ転職だと思いますが、どちらか1つだけでも成り立つというか。

 

これは意味のある仕事だと心の底から信じているなら、自分が普段やる仕事も(好きになるかは別として)やりがいをもって取り組めるんじゃないかなあと思ったのでした。

 

「やりたいこと」「好きなこと」「信じていること」

なんか聞こえのよさそうな単語を並べてみましたが、結局夢中になれることならなんでもいいんじゃないかなって思います。

さらにいうなら、夢中になれることを気の合う仲間と一緒にやるとか、夢中になりながらもプライベートもがっつり楽しむというか。

 

夢中になれることでWork Hard, Play Harderに生きれたらよさげですね!

ではではっ!(唐突)