みなさんは、運と幸運の違いってなんだと思いますか?
Amazonのスペイン文学カテゴリーでベストセラー1位の著書『Good Luck』では、運と幸運の違いについて教えてくれます。
そして、幸運を手に入れるために大切なことについて教えてくれます。
この記事では、本のあらすじと、心がジーンとする本に出てくる台詞たちを紹介した後に、この本から学んだことをわたしなりにまとめてみました。
「自分は生まれつきツイてない・・・」
「なんだか最近ツイてないなあ・・・」
「頑張ってるのにどうして自分だけ報われないんだろう・・・」
そんな悩みをもっている人にとって、何かしらのヒントとなれば嬉しいです!
グッドラックのあらすじ
54年ぶりに再会した幼馴染のマックスとジム。
マックスはビジネスで大成功を収めて幸せな人生を送るが、ジムはビジネスで失脚して不幸せな人生を送る。
そんなジムを見かねて、マックスは、自分の成功の原点である、とある「魅惑の森」の物語について語りだす・・・
「魅惑の森」の物語では、2人の騎士が登場します。
黒いマントの騎士「ノット」と白いマントの騎士「シド」ー
2人とも、幸せを呼ぶ「魔法のクローバー」を探しに魅惑の森に足を踏み入れるのですが、森の民たちに聞いても、「この森では魔法のクローバーなんて咲かない」と言い放たれてしまう2人。
2人とも共通して「魔法のクローバーは絶対に見つかるはずだ」と信じて森の中を探し回るのですが、2人の「とある姿勢の違い」が、幸運を呼ぶか呼ばないかの明暗を分けます。果たしてその2人の「とある姿勢の違い」とは・・・?
グッドラックに出てくる言葉たち
詳しくは本でじっくり堪能してほしいのですが、幸運を呼ぶか呼ばないかの明暗を分けるものは何かについては、本に出てくる下記のセリフにヒントが隠れています!
運は、呼びこむことも、引き留めることもできない。幸運は、自らの手で作り出せば、永遠に尽きることはない。
誰もが幸運を手にしたがるが、自ら追い求めるのはほんのひとにぎり。幸運をつかむためには、自ら下ごしらえをする必要がある。
欲するばかりでは幸運は手に入らない。幸運を呼び込むひとつのカギは、人に手をさしのべられる広い心。
下ごしらえを先延ばしにしてしまえば、幸運は絶対に訪れてはくれない。どんなに大変でも、今日できることは今日してしまうこと。
自分の知っていることがすべてとは限らない。幸運をつかむには、あらゆる可能性に目を向けなくてはならない。
偶然しか信じぬ者は下ごしらえをする者を笑う。下ごしらえをする者は、なにも気にしなくていい。
幸運をエサにするような人は信じないこと。幸運は売り物でも、道具でもないのだから。
できることをすべてやったら、焦らず、あきらめぬこと。自分には必ず幸運が訪れると信じ、甘い言葉には耳を貸さぬこと。
幸運を作るというのは、チャンスに備えて下ごしらえをしておくこと。だがチャンスを得るには、運も偶然も必要ない。それはいつでもそこにあるものなのだから。
幸せを掴めない人 vs 掴める人の違いをまとめてみた
本を読んで感じ取った「幸せを掴めない人 vs 掴める人の違い」をまとめてみました。
- 幸せはどこにあるのかと嘆く人 vs
幸せはどうやったら手に入るのかを考える人 - 自分が幸せになるために他人を利用しようとする人 vs
自分も他人も幸せになるために他人の知恵を借りる人 - 多力本願な人 vs
人事を尽くして天命を待つ人 - 幸せをすぐに手に入れようと焦って思考停止している人 vs
幸せを手に入れるまでの創意工夫を楽しめる人 - ゴールに辿り着くための答えを求める人 vs
ゴールに辿り着くためのヒントを求める人
まさに「言うは易く行うは難し」ですが、できることから少しずつ下ごしらえをしていきたいな、と思える1冊でした。
四葉のクローバーは、黙って生えるものではなく、自分で生やすものなんだろうなあ。
ということで、気になった方は、ぜひ本もCHECKしてみてくださいっ!