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世界一周航空券とは?会社員として働きながら使える裏ワザも解説

こんにちは!yuzubabyです!

みなさんは、世界一周航空券という夢の航空券があることをご存じですか?
この記事では、世界一周航空券について紐解いていきます!
会社員として働きながら世界一周航空券を使う方法についても解説しているので、いつかいろんな国を巡ってみたい... と考えている方は、ぜひご一読ください!

 

 

 

世界一周航空券とは?

世界一周航空券とは、すばり、世界をおトクに周遊できる航空券です!どれだけおトクかというと、エコノミークラスであれば、約35万円前後で最大16回飛行機に乗れるという最強さ。有効期間は最大1年間なので、時間に余裕をもって世界を周遊できます。なぜここまで安いのかというと、正直謎(笑)ですが、複数の航空会社がアライアンスを組んで提供している正規の航空券なので、ご安心ください。

 

世界一周航空券には複数の種類がある!どれがおすすめ?

世界一周航空券には、いくつか種類があります。

 

■ 現在販売中の世界一周航空券 ※2022年11月時点

 世界一周:

  1. ワンワールド(OW)★おすすめ
  2. グローバルエクスプローラ
  3. スターアライアンス(SA)
  4. スカイチーム

 準世界一周:

  1. ワンワールドサークルパシフィック (アジア、オセアニア、北米、南米)
  2. スターアライアンス サークルパシフィック (アジア、オセアニア、北米)

 

航空券によって、対応している大陸やルートが異なるので、絶対に行きたい国がある場合は、行きたい国(大陸)に対応している航空券を選ぶのがおすすめ。

 

また、さきほど最大16回飛行機に乗れるとお伝えしましたが、航空券によっては、飛行機に乗った回数ではなく、マイルの数でカウントされる場合があるので注意が必要です(どういうことかというと、「最大16回飛行機に乗れますよ」という回数制のものもあれば、「全部で2万9千マイルあげるので、このマイルの中でやりくりしてくださいね(マイルの数がなくなった時点で終了ですよ)というマイル制のものがあります)。
マイル制の航空券の注意点としては、マイルがなくなるまでなら何回でも飛行機に乗れるというわけではなく、乗れる回数の上限が決まっていること(航空券にもよりますが、大概の上限は16区間まで)。
たとえば全部で2万9千マイルが付与されて、マイルがまだ余っていたとしても、16回飛行機に乗った時点で、世界一周航空券は無効となるのです。

 

なんかややこしそう... と思ったそこのあなた!
ワンワールドエクスプローラーという航空券なら、1区間のマイルがいくつかイチイチ気にせずとも、最大16回飛行機に乗れます。なので、マイルの計算がややこしくて面倒くさいという方には、ワンワールドエクスプローラーがおすすめです。

 

※現在販売中の世界一周航空券のうち、ワンワールドエクスプローラー以外の航空券は、すべてマイル制の航空券なのですが、それぞれの航空券について詳しく知りたいかたは、世界一周堂さんのWEBサイトをチェックしてみてください!

 

購入前に知っておくべき7つの注意点(全航空券共通)

<旅程・ルートを組む上での注意点>
① 出発したら、東周りか西回りにしか進めない(1度出た大陸には戻れない)
ワンワールドエクスプローラーの場合は、大陸/条件によっては1度出た大陸にも戻れる場合があります。ただ、ややこしくなるのでこの記事では割愛します。
② 降り立った各都市には、24時間以上滞在する必要がある
③ 最低2~3つの都市を周る必要がある
④ 購入時に全ルートを決める必要がある(+ルート変更には手数料がかかる)
⑤ アライアンスに入っていない航空会社の共同運航便は利用できない
⑥ オープンジョーも1区間としてカウントされるので注意
※オープンジョーとは、世界一周航空券で設定した区間とは別に、別途自分で手配して移動した区間のこと+入の到着地と出の出発地が異なるルートのことを指します(詳しくはこちら:オープンジョー - 世界一周堂/世界一周旅行専門店

<費用についての注意点>
⑦ 航空券購入時に、税金や施設使用料、燃油サーチャージを追加で払う必要がある
スカイチームの世界一周航空券には、予め燃油サーチャージが含まれているので、追加で支払う必要はありません。

 

※上記⑥のオープンジョーについて、入の到着地と出の出発地が同じ場合でも1区間としてカウントされるのか、現在問合せ中です。たとえば、次のルート(飛行機でタイに入国→バスでミャンマーへ移動→ミャンマーから飛行機でカンボジアへ)の場合は、飛行機の着陸地と発着地が異なるので、バス移動の分も1区間としてカウントされます。ただ、次のルート(飛行機でタイに入国→バスでミャンマーへ移動→ミャンマーから再びバスでタイへ戻る→タイから飛行機でカンボジアへ】の場合、飛行機の着陸地と発着地は同じなので、もしかしたらバス移動の分は1区間としてカウントされないのでは?と淡い期待を抱いています。アップデートがあり次第、記事を更新します!

 

ワンワールドエクスプローラーを購入する際の注意点

  • 大陸ごとに飛行機に乗れる回数が決まっているので、注意が必要です。
    北米大陸は6回まで、その他(アジア・欧州・アフリカ・南米・オセアニアは各大陸4回まで

+α 10日間の短期間での旅行を考えている場合の注意点

 

+α ビジネスクラス・ファーストクラスの利用を考えている場合の注意点

  • ダウングレードについて:空席がない場合、ダウングレードとなる場合があります。また、航空会社・便によってはビジネスクラス・ファーストクラスが設けられていないことがあるため、その場合はダウングレードとなり、エコノミークラスになってしまうことも。

  • 施設使用料について:施設使用料とは空港の使用料のことで、空港によっては搭乗クラスに応じて施設使用料が上乗せされることも。たとえばロンドンのヒースロー空港では、ビジネスクラスやファーストクラスを利用した場合、エコノミークラスの人よりも多くの使用料を払わなければなりません。乗り継ぎ目的の場合は、ヒースロー空港ではなく周辺の空港を利用するほうがおトクです。

 

会社員必見の裏ワザ!ガッツリ休めない場合でも使えるってホント?

10日以上のまとまった休みが取れなくても、諦めないでください!
上級テクとして、世界一周航空券を複数回に分けて使うことができます(=ガッツリ休めなくてもおトクに世界を周遊できます)。

■ 1年間有効なら、年に数回有給をとって海外旅行に行くこともできるの?

  • 結論から言うと、できます。
    前述したように、世界一周航空券には1度飛び立ったらひたすら西か東に移動し続けなければならない等の制約があるので、基本的には世界周遊中に日本へ一時帰国してまた飛び立つ、みたいな使いかたはできないのですが、日本へ一時帰国する際の航空券を自分で別途手配したり、日本から再び海外へ出発する際の航空券を自分で手配したりすることで、世界一周航空券を複数回に分けて使うことができるようになります。
    1年で複数回海外旅行を検討されている場合は、有給のたびに航空券を購入するよりも、【世界一周航空券+別途自分で手配した航空券】を組み合わせるほうが安く旅行できる可能性が高いです。
    詳しくは、以下の記事をご参照ください!
    【世界一周解説編3】世界一周航空券の種類ー上級編ー

 

■ 短期間(たとえばGWやお盆、冬休み)で何か国か巡りたい!

  • ガッツリ世界一周を考えているわけではなくても、「数日~数週間休みを取って、何か国か周遊したい!」という場合には、区間ごとに航空券を購入するよりも、世界一周航空券を買ったほうがおトクな場合もあります。

    ただ、注意すべき点があります。

    注意点その①:前述した通り、世界一周航空券によっては、最低旅行日数(=最低でも○日間は旅行してね、という日数)が決められている場合があります。この記事でおすすめしたワンワールドエクスプローラーでは最低旅行日数は設けられていませんが、スターアライアンス(エコノミークラス)の場合は3日以上、スターアライアンスビジネスクラス・ファーストクラス)もしくはスカイチームの場合は10日以上の旅行日数が必要です。

    注意点その②:ワンワールドエクスプローラーをはじめ、各世界一周航空券の共通ルールとして、降り立った各都市には24時間以上滞在する必要がある+最低2~3つの都市を周る必要があるので、最低でも5日以上の有給を確保する必要があります。

    ただし!
    1年に1回とは言わず、1年で複数回にわたって海外に行きたい/行ける場合は、世界一周航空券に加えて自分で別途航空券を手配することで、上記の注意点その①~②に縛られずに旅行することも可能です。
    詳しくはこちらの記事をご参照ください!
    【世界一周解説編3】世界一周航空券の種類ー上級編ー

 

この記事をきっかけに、みなさんの「いつか世界一周してみたい!」が「いつかホントにできるかも?」に変わっていたら嬉しいです。
実際にわたしが世界一周航空券を購入していざ旅に出たら、モデルコース(=わたしが組んだルート笑)についても紹介したいと思うので、お楽しみに~!

 

ではでは!

 

【参考にさせていただいた記事】

世界一周航空券の種類 - 世界一周堂/世界一周旅行専門店

【世界一周解説編1】世界一周航空券の種類ー初級編ー

【世界一周解説編2】世界一周航空券の種類ー中級編ー

【世界一周解説編3】世界一周航空券の種類ー上級編ー

Skyscanner 世界一周航空券ってなに?メリット・デメリットと購入方法