北極星のみつけかた|yuzubaby

自称宇宙人のゆとり世代が書く雑記ブログです。

北極星のみつけかた

もやもやしている人へ捧げるラブレター

もやもやの感情を好きな人はいないと思います。

いるかもしれないけど、少なくともわたしはあまり好きではありません。

でも結構の確率でもやもやしています。笑

 

もともと物事を深堀りして考えるクセがあって、1つの方向に歩いているときでも、「本当にこれでいいの?もっと他にいい道があるのでは?」と思ってしまう。

常に自分が本当に求めているものを探し求めているからこそ、少しでも違和感があるともやもやしてしまうんだと思います。

 

でも、最近思うのは、「もやもやは決して悪いことではない」ということ。

お酒を飲んでほろ酔いテンションで書きますが、今日の記事が今もやもやしている人のエールになれば幸いです。 

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I. 大事なのは、もやもやしつくすこと

虹を見るためにはどしゃぶりの雨を経ないといけないように、すがすがしい悟りの領域にたどり着くためには、それなりにもやもやを経ないといけないと思う。

もやもやしている間は確かに気持ち悪いかもしれないし、早くすっきりしたいと思うかもしれないけれど、もやもやしている間にどれだけもやもやしつくすか、が大切なのかなあと思うのです。

もちろんただネガティブな思考を繰り返すだけのループ型もやもやだったら抜け道がなく泥沼にはまるだけですが、ネガティブな思考がよぎりながらも、そもそももやもやの原因はなんなのか、どうしたらもやもやしなくなるのか等々を考えて少しでも前に進もうとするジグザグ型のもやもやだったら、いつか答えが見つかると思うから。

もやもやしているのにも関わらず、もやもやを見て見ぬフリをしてとある決断に踏み切ったとしたら、のちにもやもやがもっと大きくなって後悔へと成長してしまうから、もやもやとちゃんと向き合って解消してあげることが大切。多分。

 

II. 人間は貫徹行動をしない...!?

一方で、もやもやしているときに覚悟を決めて一直線に何かに向かって走っている人を見ると、すごくハッとさせられるし、純粋にかっこいいなって憧れる。

覚悟を決めている人って、かっこいいし美しい。

もやもやしているときって、自分がどうしたいのかわからないときだと思うんです。選択肢がいくつかあって、どの選択が1番いいのかを決めかねているとき。だから、もやもやしていない人、つまり「これだ!」と選択肢を1つに絞って、時に犠牲を払いながらもその1つに向かって走っている人を見るとどうしてもかっこいいなと思ってしまう。だから、もやもやしているときは、一刻も早くこのもやもやから抜け出して自分もあんな風に一直線に走りたいと思ってしまう。

 

実は最近シナリオ(=映画・ドラマの脚本)講座に通っているのですが、授業の中で面白い話がありました。

それは、「人間は貫徹行動をしない」という先生のセリフ。

先生いわく、映画やドラマ、アニメの世界ではなくリアルな現実世界で貫徹行動をする人間は、イチロー選手や大谷選手ぐらいだろうと言っていました。

先生が言うには、人間はそのときその場において最適な選択をするものであって、生まれてから死ぬまでの間にまったく意志が揺らがない人、何の躊躇もなく一直線に目標に向かって走り続けられる人はほとんどいない。

一方で、映画やドラマ、アニメなどの作られた世界では、主人公は必ずといっていいほど貫徹行動をとる。だからこそ主人公が魅力的に映る。

人は自分にないものをもっている人に憧れる、とよく言いますが、まさに映画やドラマのヒーローに憧れる理由も、普通の人にはなかなかマネできないことができるから。そう、貫徹行動をとることができるから。

 

III. 納得いくまでLet's もやもや

貫徹行動をとることができたら、何かに向かって一直線に走ることができたら、かっこいいし美しいと思う。

ただ、貫徹行動をとれなくてもやもやしているとしても、焦る必要はないと思う。

もやもやしているということは、それだけ真剣に向き合っているということだから。

これからどんな人間になりたいのか、何をしたいのか、誰と付き合いたいのか... 人生のいろいろな局面においてもやもやするとしたら、真剣に向き合っているという証拠。

むしろもやもやは方向転換をするために舵を切るチャンスかもしれないから、無視してしまったらもったいない。

何もかも諦めて希望を捨てて涼しい顔をして生きるより、自分が納得のいくまで答えを探し続けて汗まみれで涙ぐちゃぐちゃでいる方がいい。

 

恐ろしくとりとめのない文章になってしまいましたが、もやもやしている人への励みになれば嬉しいです。そしてもやもやの溝にまたはまったときの未来の自分が読み返したとき用の備忘録になれば嬉しいです。

 

もやもやしているときは早く抜け出したいと思うかもしれないけれど、いつかはどうせもやもやから抜けられるときが来るし、もやもやを経るからこそきれいな虹が見れるんだって思えば、もやもやも悪くない。

 

生きていると、どうしても今現在起きていることに一喜一憂しがちで、長い目で物事を見ることを忘れてしまいがち。でも、どうせなんとかなるって思えば今のもやもやは悪くないように思えてくるし、むしろ将来の笑い話にするなら、今もやもやしまくった方がおもしろいかもしれない。そしてもやもやが晴れたら映画やドラマの主人公みたいに、何かに向かって一直線に走ればいい。

 

進路、就職、結婚... もやもやしがちなライフイベントはたくさんありますが、もやもやするならもやもやしつくせばいい。もやもやが晴れて納得感が降ってくるまでもやもやしつくせばいい。

 

それでは、明日はおじいちゃんとおばあちゃんの結婚60周年祝いにいってきます!