映画『天気の子』の主題歌を歌うRadwimps。今から7年前の大学1年生のときに有心論を聴いて以来、Radwimpsのファンです。そしてそんなファン目線で、メロディーも歌詞も最高でドハマりした10曲をご紹介します。最近ファンになった方にとっては新たな発見、わたしなんかよりずっと前からファンの方にとってはなんともいえない懐かしさを楽しんでいただければ嬉しいです。
告白
君の未来に 僕の姿を 見るようになったのはいつからだったでしょう
君の未来と 僕の未来が 一つになればいいななんて思ったのは
いつからでしょう 照れくさいから言わないけど
今日から一つの 未来になろう
笑顔ひとつを作るのさえも 汗かきあたり見渡す僕だけれど
見渡した人のその群れの中に ふとひとつだけ場違いなほど美しい
色の魂 それがつまりあなたでした
「大事なものを 見つけたよ」
そんな声がしたんだ 僕の奥の方から
これほど誰かが僕の真ん中を 一人占めにしてくれるとは
この世界が言うには絶対なんてないけど 内緒で今 作ろうよ
生きる強さも 涙脆さも 少し目立ちすぎだよこの星では
持て余しすぎた この世の神々が キミを僕のとこに送り込んだとしたら
ほんとにありがとう 何度も言うよ
どうもありがとう
大事なことを言わせてよ
いまだ未開封の勇気を ここで使うから
これほど誰かで僕の真ん中が いっぱいに満たされるとは
この世界が言うには絶対なんてないけど ねぇここに一つあるよ
ふたりで一緒に 風邪をひこうよ
午前3時の 夢を抜け駆けしよう
僕の未来に 君の姿を 見るようになったのはいつからだったでしょう
君の未来と 僕の未来を ひとつの意味としようよ今日この場で
これほど誰かが僕の真ん中を 一人占めにしてくれるとは
この世界が言うには絶対なんてないけど 内緒で今 作ろうよ
最大公約数
僕の二歩は君の三歩 僕の四歩は君の六歩
そんな風にこれからも 歩いていければいいと思うんだ
君が想うこと それは同時に僕が想うこと
そんな奇跡は必要ないよ タダであげるって言われても
パパとママが 心だけは隠して生んでくれたのには
それなりの理由があった だから二人は
忘れないように確かめ合って
途切れそうな夜を繋いだんだ
溢れないように分け合って
だからそう
何を与えるでもなく 無理に寄りそうわけでもなく
つまりは探しにいこう 二人の最大公約数を
声にならぬ想いは 無理に言葉にするでもなく
いつか僕も分かる時まで…
君の心は僕の2倍 僕の小指は君の2倍
一つ分かっててほしいのは 愛されたい気持ちは君の5倍
「別れよう」って言われる2秒手前 涙はかろうじてまつ毛の手前
本日100回目のごめんね 呆れて君は 笑ったね
別れる理由3つあるなら 別れない理由100探すから
カランコロン カランコロン きっと
とれそうなポッケ覗いたんだ
消えそうな想い詰め込んだんだ
崩れそうな夜も超えたんだ
二人で
僕が君に描く想い 君が僕に抱く想い
違ったって 一つじゃなくて いいと思う
分かり合えない想いは 無理に頷くためではなく
いつかの楽しみに そう とっとこう
何を求めるでもなく 無理に意味を添えるでもなく
つまりは探しにゆこう 二人の最大公約数を
僕は僕で君は君 その間には無限に
あるはずだよ 二人だけの公約数
君が8なら僕は2になる 僕が10なら君は5になる
君+僕は何だろう 僕-君は何だろう
雨のち晴れのち曇り 僕のち君のちつまり
そうやって これからだって やっていこう
有心論
今まで僕がついた嘘と
今まで僕が言ったホント
どっちが多いか怪しくなって 探すのをやめた
自分の中の嫌いなところ
自分の中の好きなところ
どっちが多いかもう分かってて 悲しくなった
どうせいつかは嫌われるなら 愛した人に憎まれるなら
そうなる前に僕のほうから嫌った僕だった
だけどいつかは誰かを求め
愛されたいとそう望むなら
そうなる前に僕の方から 愛してみてよと
君があまりにも綺麗に泣くから
僕は思わず横で笑ったよ
すると君もつられて笑うから
僕は嬉しくて泣く 泣く
明日を呪う人間不信者は
明日を夢見る人間信者に
もう昨日を探していた僕はいない いない
君は人間洗浄器 この機会にどのご家庭にも
一つは用意していただきたい
こりゃ買わない手はない嘘ではない
驚くべき効果を発揮します 新しい自分に出会えます
ただ中毒性がございます 用法・用量をお守りください
こんなキャッチフレーズを書こう
やっとこさ君のクローンが成功したときにでも
だって君は世界初の 肉眼で確認できる愛
地上で唯一出会える神様
誰も端っこで泣かないようにと
君は地球を丸くしたんだろう?
だから君に会えないと僕は 隅っこ探して泣く 泣く
誰も命無駄にしないようにと
君は命に終わり作ったよ
だから君がいないその時は
僕は息を止め待つ
するとね君は いつでもここに来てくれたのに
もうここにいない いない
明日を夢見る人間信者は
明日の死を待つ自殺志願者に
3分前の僕がまた顔を出す
息を止めると心があったよ
そこを開くと君がいたんだよ
左心房に君がいるなら問題はない ない ないよね
二秒前までの自殺志願者を
君は永久幸福論者に変えてくれた
そんな君はもういない いない いない いないけど
この心臓に君がいるんだよ
全身に向け脈を打つんだよ
今日も生きて今日も生きて
そして今のままでいてと
白血球、赤血球、その他諸々の愛を僕に送る
オーダーメイド
きっと僕は尋ねられたんだろう
生まれる前どこかの誰かに
「未来と過去どちらか一つを見られるようにしてあげるからさ
どっちがいい?」
そして僕は過去を選んだんだろう
強い人より優しい人になれるように
なれますようにと
「想い出」って何だか分かるように
続けて誰かさんは僕に言う
「腕も脚も口も耳も眼も
心臓もおっぱいも鼻の穴も
二つずつつけてあげるからね
いいでしょう?」
だけど僕はお願いしたんだよ
「口は一つだけでいいです」と
僕が一人でケンカしないように
一人とだけキスができるように
忘れたいでも忘れない
こんな想いをなんと呼ぶのかい
少し不思議な顔のその人は
また仕方なく話しはじめた
「一番大事な心臓はさ両胸につけてあげるからね
いいでしょう?」
またまた僕はお願いしたんだ
「恐れ入りますがこの僕には右側の心臓はいりません
わがままばかり言ってすいません」
僕に大切な人ができて
その子抱きしめる時はじめて
二つの鼓動がちゃんと胸の
両側で鳴るのがわかるように
左は僕ので右は君の
右は君ので左は僕の
一人じゃどこか欠けてるように
一人でなど生きてかないように
忘れた でも忘れない
こんな想いをなんと呼ぶのかい
胸が騒がしいでも懐かしい
こんな想いをなんと呼ぶのかい
「そう言えば 最後にもう一つだけ
「涙」もオプションでつけようか?
なくても全然支障はないけど
面倒だからってつけない人もいるよどうする?」
そして僕はお願いしたんだよ
強い人より優しい人に
なれるようになれますようにと
「大切」ってなんだか分かるように
「じゃあちなみに涙の味だけども
君の好きな味を選んでよ
酸っぱくしたり塩っぱくしたり辛くしたり甘くしたり
どれでも好きなのを選んでよどれがいい?」
「望み通り全てが叶えられているでしょう?
だから涙に暮れるその顔をちゃんと見せてよ
さぁ誇らしげに見せてよ」
「ほんとにありがとうございました色々とお手数をかけました
最後に一つだけいいですか?
「どっかでお会いしたことありますか?」
セプテンバーさん
一人のために描いた夢を 誰かに使いまわした
そんなこともあるさと 笑える僕もきっとセプテンバー
「夏」ってだけでキラキラしてた あの気持ちが好きなの
「もう少しだけここにいさせて」 そんな顔で僕見るの
でも君が笑える理由なら 僕が見つけてきてあげる
こんな二人を繋ぐのは きっとなんでもないセプテンバー
本物よりもリアルに見えた あの魔法はもう解けた
けどギュっとすればキュンとなるあれは 夏のおかげなんかじゃない
湿る空が乾く色を きっとパパは探していたの
そんな時に一人ぽつんと疼くまってたセプテンバー
OH セプテンバー OH セプテンバー
OH セプテンバー OH セプテンバー
夢が語りつくした希望を 僕は拾うよ 君は見てるの?
さぁ今ならば この声ならば届く気がしたんだ
夏が散らかしてった心を 僕は紡ぐよ さぁいざ行こう
そう今だから この声だから 響くセプテンバー
声が響きだす そこに意味はなくとも
君が笑い出す そこに夏はいなくとも
OH セプテンバー OH セプテンバー
OH セプテンバー OH セプテンバー
僕が笑える理由なら 今まさに目の前にいるよ
こんな僕らを繋ぐのは そうさいつも
愛が語り尽くした想いを 僕は歌うよ 人は笑うよ
でも今ならば この声ならば届く気がしたんだ
手と手をとれば揺れる心が 抱えた不思議 それはテレパシー
さぁ今だから この声だから さぁ今ならば この声ならば
こんな僕だけど そう君となら 何もないけれど そう今ならば
この声ならば そう君となら 響く気がしたんだ
あぁ この季節(とき)が 語るもの
あぁ この季節(とき)が 繋ぐもの
ラストバージン
こんな気持ちはじめてと僕は言う
何の気ないそぶりで君は言う
私たちはじめて出会ったんだもん
そんなの当たり前だよ、と君は言う
もしも俺が明日死んだらどうすると問う
すると目も合わさずに君は言う
そんなの起こってみなきゃ分からないと言う
少し怒ったような顔で 君は言う
なんでか 僕は 嬉しくなって
笑ったんだ
『生まれてはじめて』と『最初で最後』の
『一世一代』が君でした
あぁ『寝ても覚めても』『後にも先にも』
そういった類のものでした
当たり前の日々などいらないと言う
するといつもの調子で君は語る
あなたの当たり前になりたいと言う
そんな日がくればいいなと言う
終わりは始まり 分かってるって
ここまでもなんとかそうやって
いつもやってきたけど
これを終わらせたら間違いって
次の始まりなどいらないって
思える 今を ここで
何度も 何度でも 思い出せるように
歌にして
『生まれてはじめて』と『最初で最後』の
『一世一代』が君でした
あぁ『寝ても覚めても』『後にも先にも』
そういった類のものでした
『生まれてはじめて』と『最初で最後』の
『一世一代』の約束を
あぁ ここでしよう 今この場でしよう
何も始まることのない 終わりまで
こんな気持ちはじめてと君は言う
そんなの当たり前だよと僕は言う
遠恋
こんな夜に君は今何思うの?
ちなみに俺は後輩の女の子を
ちょっと家まで送ってきた帰りだよ
あの子たぶん俺に気があると思うなぁ
P.S.… P.S.…
あら、それはどうもお疲れ様でした
あなた下心が笑い方にモロに出るの
だから次のチャンスがあれば気をつけなさいね
あっ、そうだ ちなみに私は今日告白されたの
遠い距離が二人近づけてく そう思えるの
僕たちで見えぬこの距離を 開いたって消えぬこの意志を
抱いて またいで くぐり抜って行こう
笑ったってどこか悲しくて 怒ったってどこか切なくて
きっといつもどっかに君がいる
今日指輪を外して出かけてみたら
財布は忘れる 仕事は遅れる 雨は降る でもう散々でした
恐るべき怨念ですね だけどもそんな あなたの
大切さを教えてくれるのはこの「距離」です
だってこの距離を無限にすら感じるのです
悔しいけどこの気持ちがあなたを好きな何よりもの証明なの
君が目にするものを僕は見れない そんな日々だとて
僕にしか君に見せれぬものを日々探す
憎んだこの二人の距離が いつしかこの二人の想いを
ずんぐりむっくり 育ててくれた
見えるものにすがるこの日々よ 見えない君に救われる僕を
何て言って笑ってくれたっていいよ
隣にいたらこの尊さも 失ってしまうなら
いっそ僕はこの距離と君と三人でいいよ
僕たちで誓う この距離が開いたって消えぬこの意志は
いつも 今日も 明日も明後日も
さしあたって僕はあの彦星 言うなれば君は織姫星
ジャンでケンでポンで勝ったほうが
川渡って会いにいくことにしよう
ふたりごと
今からお前に何話そうかな どうやってこの感じ伝えようかな
少し長くかかるかもな でもね 頑張ってみるよ
神様もきっとびっくり 人ってお前みたいに出来てない
今世紀最大の突然変異ってぐらいにお前は美しい
そんなお前の父ちゃんと母ちゃんの 心と心くっつきそうなほど
近くにいた二つの想いと想いが ちっぽけな時間なんてもののせいにしては
いつしか 目と目も合わさず もう二度と聞こえない「ただいま」
そんな二人お前見つめる ウルっとした瞳でこう呟く
「私の命は二人の愛の証 そこには一つだって嘘はない そうでしょう?
そうだと言ってよ」
「二人に愛はもうないと言うなら私の命は全て嘘にかわり...「時」に嘘をつかせないで
あの日二人交わした約束を今につなぎとめる光が 今の君なの
「父よ、母よ」と振るう声も 二人を見て流るるその涙も 半分コずつもらったのに
君がこの世に生まれた 奇跡を信じれないという
君と僕とが出会えた 奇跡を信じれないという
同じとこに空けたピアス お前のだけやけに光って見える
俺もいつか輝くかな お前みたいに世界愛せるかな
俺の心滅びようとも 醜く朽ち果て 息ひきとろうとも
その最後の一瞬だけでも お前が見てた世界見てみたいの
もう決めたもん 俺とお前50になっても同じベッドで寝るの
手と手合わせてたら血も繋がって 一生離れなくなったりして
こんな夢をいつまでも見よう 醒めなければいいってことにしとこう
醒めるから夢と呼ぶんでしょう?って言うなら 他に名前つけよう
君と書いて「恋」と読んで 僕と書いて「愛」と読もう
そうすりゃ離れようもないでしょう?いつかそんな歌作るよ
君と僕が出会えたことを 人は奇跡と呼んでみたいだけ
奇跡が生んだこのホシで起こるすべて 奇跡以外ありえないだろう
六星占術だろうと 大殺界だろうと 俺が木星人で 君が火星人だろうと
君が言い張っても
俺は地球人だよ いや、 でも 仮に木星人でもたかが隣の星だろ?
一生で一度のワープをここで使うよ
君と僕とが出会えた 奇跡を信じてみたいんだ
君と僕が出会えたことが奇跡だろうとなんだろうと ただありがとう
君は言う 奇跡だから 美しいんだね 素敵なんだね
蛍
虹の始まる場所を探したんだよ
余った光をもらいに行ったよ
光ってないとね 誰も僕を見ないんだよ
分かったフリでもいいから
あの火の鳥を僕は探したんだよ
余った羽をもらいに行ったよ
でもね 僕にはどれも大きすぎて
求める理由(いみ)は小さすぎて
光って消えるただそれだけと知りながら 光る僕はきれいでしょう?
濁って見えた明日が晴れるその理由(わけ)は もう誰にも聞かないから
いいよ 僕には名前はないけど
僕が消えるときはちゃんと泣いてよ
そのとき 一番眩しかった星に
僕の名前つけてほしいな
嬉しいこと 悲しいことはいつも半分コずつなの
だからそう 最期はゼロになれるの
光って消えるただそれだけ信じながら 歌う僕はここにいるよ
作ってみせるその笑顔も愛しいから もう昨日を探さないでよ
光って消えるただそれだけと知りながら 光る僕はきれいでしょう?
だからね 痛む胸に光る種を乗せて 幸せだねって言えるまで
光ってたいの
奪って逃げるただそれだけの命なら
謎謎
内側からは君にだけしか見えないのに
外からは僕にしか見えないものはなーんだ
君からは決して離れようとはしないのに
僕からは平気で離れてくものはなーんだ
僕が嘘をついてもきっと分からないのに
君が嘘をつくとすぐ分かるものはなーんだ
悲しい時は無理して笑ってみせるのに
嬉しい時は涙を流すものはなーんだ
それは光っていた 見上げると光っていた
眼の前に降ってきた それはまるで それは 君は
真夜中に架かる虹のように
昼間に輝く星のように
夏に降り注ぐ雪のように
それは それは 新しかった
砂漠で観るシロクマのように
都会で観るオーロラのように
火星で観る生命のように
それは それは 美しかったから
僕は声に出してしか伝えられないのに
君は口にせずとも話せる人はだーれだ
君は生まれた時にはすでに出会ってるのに
僕はやっとこの前出会えたものはなーんだ
君とは死ぬまで別れる事はないと思うけど
僕にはいつ別れがくるかわからないものはなんだ
だけどそれでもいいと思えるものはなんだ
だってそれだからこそ出会えたものはなんだ
そうだ 出会ったんだ あの時出会ったんだ
すべてになったんだ それは まるで それは 君は
夏の次に春が来るように
昼の次に朝が来るように
梨の木に桜が成るように
僕の前に現れたんだ
雲の上に雨が降るように
瞳から鱗が落ちるように
そのどれもがいとも簡単に
起こるような気がしてきたんだ
君はそいつを嫌いになってしまったと言う
もう一緒にはいられない 消えてほしいと言う
内側から見たそいつを僕は知らないけど
外から見たそいつならよく知っているから
半分しか知らないままに答えを出すのは
なんかすごくとても あまりに 勿体ないから
外からずっと見てた僕の話を聞いてよ
一番近くにいた僕が見てた 君は それは 君は
真夜中に架かる虹のように
昼間に輝く星のように
夏に降り注ぐ雪のように
それは それは 新しかった
砂漠で観るシロクマのように
都会で観るオーロラのように
火星で観る生命のように
それは それは 美しかったから
みなさんの心に響いたのはどんな歌ですか?どんな歌詞ですか?
Radwimpsの歌詞に込められているのは、心というよりもはや魂...
お盆が終わってしまいましたが、Radwimpsの歌があれば大丈夫~!
(それとこれとは別の話?)