北極星のみつけかた|yuzubaby

自称宇宙人のゆとり世代が書く雑記ブログです。

北極星のみつけかた

嘘はつかないけど素直になれない... そんなあなたに伝えたいこと

みなさん、こんばんは!

 

突然ですが、みなさんは自分が思ったことを包み隠さず言うタイプですか?

 

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わたしは包み隠さず言うタイプだと胸を張って答えていましたが、最近になって

 

「思ってもないことを言わないだけで、思ったことはむしろ言わない」

 

タイプかもしれないことに気がつきました。

そして素直と正直は違うということに気がつきました。

もし上司や恋人、友人から「何を考えているのかわからない」と言われたり自分の本心がうまく伝えられなくて悩んでいる方がいたら、

 

「思ってもないことを言わないだけで、思ったことはむしろ言わない」

 

ことにヒントが隠されているのかもしれません(真実はいつも1つ)!

ということで、これからみなさんが抱いているであろう3つの疑問にお答えします!

 

職場や恋愛、家庭など、あらゆる人間関係において自分の気持ちをうまく伝えられなくてもやもやしている方のヒントになれば泣いて喜びます(夢の中で泣きます)。

 

I. 素直と正直はどう違う?

 

そもそも素直と正直って同じ意味じゃないの?

 

こう思われている方のために、自分の素直さと正直さを確かめるチェックリストを作りました(え、うさんくさい?)いくつあてはまる項目があるか数えてみてください。

 

1. よっぽどのことがない限り嘘はつかないタイプだ

2. 社交辞令・お世辞として思ってもいないことを言うのは苦手だ

3. 自分の発言には最後まで責任をもつよう心がけている

4. 誰かと話しているときは、相手の気分を害さないように言葉を選んでいる

5. 相手に迷惑や心配、負担をかけるようなことはなるべくしたくない・言いたくない

6. 相手に要望があってもわがままだと思われるのが嫌で言えない

(+言えないからこそ察してほしいと思うときがある)

 

上記の1~3は、正直さを確かめる質問。YESが多いほど正直です。

上記の4~6は、素直さを確かめる質問。NOが多いほど素直です。

 

正直さとは、思ってもいないことは言わないこと。

正直な人は、たとえ自分が不利になるとしても嘘をつかない人。

素直さとは、相手にどう思われるかを気にせず自分が伝えたいことを言うこと。

素直な人は、相手の顔色ではなく自分の気持ちを基準に話す人。

勘が鋭い方はお気づきかもしれませんが、これはどういうことかというと...

 

正直な人でも素直じゃない場合があるということ。

 

正直な人は嘘を嫌うため、思ってもいないことは言わない。ただ、思ってもいないことは言わないだけで、思っていることを言うとは限りません(もちろん正直かつ素直な人もいると思いますが...!)。だから、正直な人は嘘を言わないという意味では信頼できるかもしれませんが、必ずしも心を開いてすべてを話してくれるわけではないとなると、相手としてはどこか物寂しい感じがしてしまうかもしれません。

 

一方で素直な人は、思ってもいないことは言わないというだけでなく、思っていることも言う人。もちろん話し相手によってどれだけ素直になれるかは変わってくると思いますが、誰かとコミュニケーションを取るときの言葉選びの基準が相手の顔色ではなく自分の気持ちであればあるほど、素直な人。相手がどう思うかではなく、自分が伝えたいことをありのままに伝える人。

 

となると、正直さの進化形が素直さなのかもしれません。

マックのポテトでいうところのじゃが芋が正直さで、塩が素直さ。

(変な比喩ですみません)

 

どっちがより優れているかという話ではなくて、質がいいじゃが芋に塩が振りかけられると激ウマのポテトが出来上がるように、人間関係においても、正直さを基本に素直さのスパイスを加えたら相手とのコミュニケーションに旨味が出るよってお話です!

(このふわっとした結論を直感で理解してくれた人は相当な感性の持ち主です。)

 

II. 素直になるってリスクじゃないの?

 

さてさて...

 

 

人によっては「ポテトは塩なんてかけない方がうまいぞ!」って意見をもっているかもしれないように、人とのコミュニケーションにおいて素直さが裏目にでることもあるかもしれません。

 

素直になったことで苦い思いをしたことはきっと誰にでもあるはず。たとえば...

・好きな人に思い切って告白してフラれた

・親にとある決断を報告したらショックがられた

・上司に転職の相談をしたら一喝された

 

素直になって苦い思いをしたからこそ、もう同じ思いはしたくないと人は素直さを捨てて鎧を身にまとって自分を守ろうとしだすのかもしれません。わたし自身もそんな時期がありました。

 

ただ、キレイゴトかもしれませんが、素直になって相手に自分の本音をぶつけたときって、その瞬間と直後は傷つくこともありますが、大体の場合は時が経つとなんだかんだあのとき素直になってよかったって思うんです。

 

素直になることは短期的にはリスクかもしれないけれど、長期的にはクスリになる。

(リスクを後ろから音読して閃きました。真冬級のギャグにぶるぶるですね...)

 

素直になれたということは、自分の心に閉じ込めていた想いを放てたということ。

もし素直になれなかった場合は、いつまでも自分の心に想いを閉じ込めることになる。

「やらなかった後悔よりやった後悔の方がいい」とよく言いますし、誰かを明らかに傷つけると分かっていたりモラルに明らかに反したりする系のことをやらない限り、自分の本当の気持ちに従って行動した方が絶対にハッピーに近づけると思います。

 

自分の気持ちに素直に従って傷つくぐらいなら、自分の気持ちを偽りながら生きる方がいいと思う人もいるかもしれません。いっそのこと自分の気持ちにちゃんと向き合わずにクールぶってた方がラクかもしれません。でもそれは自分から逃げていることになるし、何よりも人生最後の瞬間にこの上なくやるせない気持ちになると思います。結局は素直にならずに自分の気持ちを偽って生きることが最大のリスクかもしれません。

 

ということで、自分の気持ちに素直に生きようが生きまいがどうせ何かしらのリスクを背負うのだとしたら、自分の気持ちに素直に生きる方を選びたいなあと思います。

 

III. 素直になるためにはどうすればいいの?

 

「取り繕うな。」

 

この言葉に尽きます。

 

いきなり言葉のトーンが強気になってどうしたんだという感じなのですが、この言葉はちょっと前にYahooの知恵袋で見つけました。仕事から帰ってきて家でごろごろプー太郎しているときにたまたま見つけました。

 

確か「恋人に本音を言えないんだけどどうしよう」みたいな投稿だったと思うのですが、Yahooの知恵袋で寄せられた答えの中に、「わがままだと思われるのが嫌で本音(要望)を隠して、かつ恋人に察してもらえなかった末に不機嫌になるぐらいなら、最初から取り繕わずに本音(要望)を言えばいい。取り繕うのはやめればいい。」というような書き込みがありました。

 

恋愛だけじゃなくて、仕事においても人生全般においても、

 

「取り繕うな」

 

はとても的を得ている言葉だと思います。

 

だって、上司に本音を言えずに仕事後の飲み会で愚痴をこぼすぐらいなら、取り繕わずにはっきり上司に職場で改善してほしいところを言ってみた方がなんとなく建設的な感じがするし、子どもの面倒を見るために自分の仕事・夢を犠牲にして後になって不満を言うぐらいなら、いいママを取り繕わずにベビーシッターさんを雇ったり夫・周りに相談して策を練ったりする方がきっといい。

 

自分の気持ちに素直になり、かつ相手にそれを素直に伝えること。これは一見難しく見えるけれど、実は難しいと自分が思い込んでいるだけで、本来はきっとすごく簡単なこと。わたしも偉そうに物事を発言できる立場ではありませんが、個人的に「取り繕うな」という言葉にすごくかきたてられて「ヘンにカッコつけずに素直になろう」と思うことができました。

 

 

ではでは今日はこの辺で...

 

長い文章をここまで読んでくださったみなさんも、ここまで一気にスクロールしてきたからまだちゃんと読んでいないというみなさんも、貴重なお時間をありがとうございました!いい夢をみてください、おやすみなさい!