みなさん、年末はどんな振り返りをしましたか?
「そもそも振り返りなんてしねーよ!」
とツッコまれた方... 未来志向もいいですよね!
まずは年明けの挨拶をしろよ!
とツッコまれた方... ごもっともです!笑
ということで、みなさん、あけましておめでとうございます!
2019年もよろしくお願いします!
さてさて、いつも通り長ったらしい謎の前フリが行なわれたわけですが、
本日は2019年の抱負云々の前に、昨年の振り返り方法について書きます。
そもそも1番しっくりくる振り返り方ってなんだろう...
と思っていつも通り内省を始めた結果、
気づいたら9つの方法(これを人は9WAYSと呼ぶ... )で振り返りをしていました。
これから共有する9WAYS以外にも振り返り方法はたくさんあると思いますが、
下記にあてはまる人もあてはまらない人も3分で読み終わる(はず)なのでぜひ!
・振り返りしそびれたわー
・振り返りしたけどしっくりこなかったわー
・定期的に振り返りしたいけど、いいやり方が思いつかないわー
ちなみに9WAYSのメリットは...
・いろんな切り口で振り返れる
・自分に合った振り返り方法を模索できる
・Just do it and you name it!
ということで、まずは実践してみていただければ嬉しいです!
9WAYSとは
9つの切り口から自分・人生を振り返る方法です!
科学的根拠ではなく根拠のない自信からこの記事を書いていますが、
「面白そうだな」と思う切り口が1つでもあれば、試してみる価値あり(かも)。
- 決断
- 注力テーマ
- 経験・行動
- 大前研一さんスタイル(人・環境・時間配分)
- 4つの幸せ
- 北極星
- 4L’s(Liked / Learned / Lacked / Longed for)
- 3つの領域(人生・仕事・恋愛)
- ブログ
各WAYの解説・やり方
1. 決断
解説:
昨年はタラレバが流行りましたね(あのときああしてたら、こうしてればの略)。
一方、人生において「あのときこうしてよかった」と思ったことは?
自分なりに悩んで考えた末に下した決断を改めて振り返ることで、
潜在意識に眠っている自分の本心が見えてくるかも。
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やり方:
1)過去1年間で「始めたこと」「やめたこと」を箇条書きで洗い出す
2)始めてよかった or やめてよかったことに印をつける
3)印をつけた理由を考える
2. 注力テーマ
解説:
何に注力した/しているかは人それぞれなので、割愛!
ちなみにわたしは2018年の注力テーマを特に決めていなかったのですが、
やったことを分類してみたらGlobal、People、Expressionの3つにまとまりました。
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やり方:
注力テーマがある場合
1)過去1年間の行動をテーマ別に書き出してみる
2)テーマ間で行動した数を比べてみる
3)行動した数が多い/少ない理由を考え、適宜テーマ設定を見直す
注力テーマがない場合
1)過去1年間の行動を思いつくままに書き出してみる
2)共通する行動をグループ化してみる
3)それぞれのグループにタイトルをつけ、今後の注力テーマにしたいか考える
3. 経験・行動
解説:
難しいことは考えず、とりあえず過去1年間の経験・行動を振り返る!
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やり方:
1)ふせんを用意する
2)過去1年間の経験 or 行動をふせんに書き出す(1項目1ふせん)
3)時系列 or 因果関係別にふせんを並び替え、気づきを得るまで眺めてみる
4. 大前研一さんスタイル
~人・環境・時間配分~
解説:
人が変わる方法は3つしかない。時間配分、住む場所、付き合う人を変えること。
↑ かの有名なマッキンゼーの元社長である大前研一さんの言葉を思い出し、
大前研一さんスタイルと勝手に名付けた振り返り方法です!
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やり方:
1)過去1年間で関わりのあった人を書き出し俯瞰する
*思い浮かぶままに書き出してもよし、カテゴリ別に書き出してもよし!
カテゴリ例)
刺激をくれた人、支えてくれた人、叱ってくれた人
感謝してくれた人、一緒に楽しんでくれた人、尊敬してくれた人、etc.
2)過去1年間でときめいた環境・辛かった環境を書き出し俯瞰する
3)過去1年間の時間配分を振り返り、本当に大切なことに時間を使ったか考える
5. 4つの幸せ
解説:
日本理化学工業というチョーク会社の会長である大山泰弘さんが
ある禅僧から教えられたという、生きる上で必要な4つの幸せ。
◆人に愛されること
◆人からほめられること
◆人の役にたつこと
◆人から必要とされること
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やり方:
1)上記の各テーマに照らし合わせて過去1年間の感想を書いてみる
2)自分にとって幸せを感じるのはどんなときか考えてみる
3)幸せを感じる瞬間を増やすためにはどうしたらいいか考える
6. 北極星 ←個人的に1番おすすめ!
解説:
人生山あり谷ありだけど、どんなときでも人生を導いてくれる指針(=北極星)。
北極星がある程度定まっている人におすすめしたい振り返り方法です。
まだ定まっていない人は、この機会にぜひ北極星を探してみてください!
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やり方:
北極星を見つける方法
北極星(=人生を導いてくれる指針、自分が望む方向性)を因数分解すると、
「北極星=名詞 x 動詞 x 形容詞」となります(持論)。
ということで、以下を考えてがっちゃんこさせれば北極星のできあがり!
◆名詞...どんな人でありたいか
◆動詞...どんなことをしていたいか
◆形容詞...どんな気持ちでいたいか
北極星を見つけた後の振り返り方法
1)過去1年間は「こんな人でありたい」を実現できたか?
2)過去1年間は「こんなことをしていたい」を実現できたか?
3)過去1年間は「こんな気持ちでありたい」を実現できたか?
7. 4L’s
~Liked, Learned, Lacked, Longed for~
解説:
大好きな同期に教えてもらいました!
◆Liked 好きだったこと
◆Learned 学んだこと
◆Lacked 欠けていたこと
◆Longed for 望んでいた(しかし実現できなかった)こと
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やり方:
1)上記のテーマごとに過去1年間を振り返り、ふせんを貼る(約5分)
2)ふせんを俯瞰して、気づいたことを書き出す
3)誰かと発表しあう
8. 3つの領域(人生・仕事・恋愛)
解説:
人生にはたくさんの要素がありますが、
ざっくり人生・仕事・恋愛で分けてみました。
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やり方:
1)各領域における過去1年間のキーイベント・キーパーソンを思い浮かべる
2)キーイベントをもとに学んだことを書き出してみる
3)キーパーソンから言われた響いた言葉を書き出してみる
9. ブログ
解説:
これはブログをやっている人向けですが、
過去1年間に投稿した記事リストをもとに振り返る方法です。
ブログの代わりに自分の心の動きが時系列でわかるTwitterなどを見返すのもアリ。
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やり方:
1)過去1年間に投稿したブログタイトルを一覧化する
2)一覧を眺めてみる
3)1年間を俯瞰してみて気づいた自分の変化を書き出す
ハッピーな2019年を!
振り返りはいかがでしたか?
面白いと思った切り口だけでも構わないので、何かしら試してもらえたら嬉しいです。
感想をもらえるとより一層嬉しいです。
ちなみに9WAYSの1つである「4つの幸せ」で登場した日本理化学工業は、
約70年前から障がい者雇用を推進していて、
現在では社員の約7割が障がいのある方々。
昨年は日本理化学工業の現社長である大山隆久さんと話す機会がありましたが、
心を動かされた大山さんの言葉があります。
障がいのある社員は1日も欠かさず仕事に来るし、
集中力も自分より高い。
かわいそうだからではなく、必要だから働いてもらっている。
彼らを心から尊敬している。
4つの幸せ、素敵ですよね...
幸せの定義もカタチも人それぞれだし、
そもそも幸せに定義もカタチもないのかもしれないけれど、
振り返ることで何かしらの気づきを得て、
みなさんが2019年を幸せな気持ちで過ごせますように!