北極星のみつけかた|yuzubaby

自称宇宙人のゆとり世代が書く雑記ブログです。

北極星のみつけかた

脳内がスターウォーズのときに考えた、転職タイミングの基準

How to Judge the Best Moment in Switching Your Job
 

「迷っても仕方ないけど、転職のタイミングを迷ってる。」

 

インターン先の同僚(現在はぴちぴちの大学3年生!)にこう言ったとき、ある質問を投げかけてくれました。

 

「転職のタイミングを決める基準はなんなんですか?」

 

即答できなかったものの、今こうして書いているうちになんだか見えてきた生半可の答えがあるので、ちょっと書いてみます。

 

I. 転職はする。でもいつするの?

 

仕事について考えるときの脳内は、まるでスターウォーズです。

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去年の8月に入社して以来、気持ちの浮き沈みがありました。ブログで感情をあらわにしているせいか、元インターン先の同僚の男の子からは「メンヘラなんですか?」と言われたぐらいです笑 メンヘラではないつもりですが、真相は神のみぞ知りますね

 

気持ちの「浮き」を噛み砕くと、タスクをこなせるようになった日々の達成感だったり、なんでこんなに夜遅くまで身を粉にして働いているんだろうと虚しくなりつつも、同じプロジェクトのメンバーと夜遅くまで一緒に働いているうちに深夜テンションになって、睡魔と目の前の作業に戦っているうちにメンバーの間に謎の絆が生まれて、箸が転げても笑えるテンションになったり(感覚が麻痺するとはこのことを言うのでしょうか笑)

 

気持ちの「沈み」を噛み砕くと、「本当にやりたいことはこれじゃない」という想いが常にどこかにあったからです。1番怖かったことは、「タスクをこなせるようになった」とか「成長した」とか、そういった達成感に感覚が麻痺して「本来自分がやりたかったこと」をいつの間にか忘れてしまいそうなことでした。やりたいことをやっている周りの友人を見る度に、「自分はこのままでいいのか」みたいな焦りもありました。

 

そんなこんなでたくさんの感情を経て、前回の投稿では「平日はソーシャルビジネス、土日は好きなことをやる」と言い放って眠りにつきました。笑

 

少しずつ本業の軸足を現職のITコンサルティングからソーシャルビジネスに移していきたい

 

そんな中、脳内に頻出してくる単語は「タイミング」。

 

転職がすべてだとは言いませんが、天職があるなら転職をすることも時には必要(この渾身のオヤジギャクに気づいたあなたは、オヤジギャグファインダー検定第1級です!え、そんなのいらない?確かに履歴書には書けないかもしれませんね

 

そんな中、脳内では2つの星人が戦っていました(イメージはスターウォーズ)。

 

1人目は「今だー!」星人、2人目は「まだだー!」星人です。

 

今だー!星人の主張と根拠:

主張:「やりたいことがあるならやっちゃえよ~」

根拠1)人生いつどうなるかわからないんだから、やりたいことがあるなら即やった方がいい

根拠2)月曜日が楽しみじゃない仕事は本当にやりたい仕事じゃない

根拠3)どんどん安定志向がはびこって「本来やりたいこと」が「本来やりたかったこと」と過去形になる前に動いた方がいい

 

まだだー!星人の主張と根拠:

主張:「今転職をするだけのスキルと経験がお前にはあるのかバカヤロ~」

根拠1)今の会社に入ったワケは、そもそもやりたいことをやるために成長するため。それなら思い描いていた成長を果たしてから転職せよ

根拠2)やっている仕事に100%納得感を持てていないとしても、「仕事のやり方」を学ぶにはもってこいの環境だぜ

根拠3)みんながみんなハイリスクハイリターンを実現できるワケじゃないんだし、早まって転職せずとも軸足を徐々にシフトしていくのも全然アリ

 

「今だー!」星人と「まだだー!」星人の葛藤は未だに続きますが、天気のよい今日、街をぷらーっと歩いているときにふと思ったことがあります。

 

「そっか、そもそも「やりたいことをする」ために入社したワケじゃなくて「やりたいことをするための実力をつける」ために入社したんだから、今仕事で理想と現実のギャップに辛いって感じることはまあ当たり前なんだなあ」って。

 

現職はなかなかのハードワークなので、本来入社した理由が霞んできて、「やりたいことをするためにまずはこれをしてあれをして実力をつけて」ってことを繰り返すことが自分にとって最善策なのかわからなくなっていました。

 

ここしばらくは、

 

やりたいことがあるならやればいい。今やればいい。

 

その一心でしたが、いざ軸足を現職からソーシャルビジネス(教育とか)に移そうと思ったときに、また浮かぶ言葉。

 

タイミングー

 

軸足を移すこと自体はもう決めたんです。というか入社前から決めていたんです(いろいろ血迷いましたが、原点回帰しました笑)。

 

でも、実際に行動をするとなったとき、軸足を移すタイミングというかスピードというか

 

過去2週間は怒涛の残業キャンペーンで、「朝8:30に出社徹夜翌日13:00に退社」という謎の連続約30時間勤務。

同期と「前は24時間TVってすごいと思ってたけど、なんかさ、余裕だよね」と謎の会話を交わしたほどです(24時間TVに出てる方を否定したわけではありませんよ!)。

 

頭も痛いし目も痛いし体内がなんだか気だるい

 

そんな中、どこかで「今じゃない」と思い留まる自分がいました。

 

そして、今のところは「まだだー!」星人が優勢です。笑

 

II. 転職どきは今じゃない?

 

転職は今じゃないって思う理由はなんだろう。

 

そう考えたとき、答えは前のインターン先にありました。

 

去年の3月に大学を卒業してから8月に新卒として入社するまでの5ヶ月間、とあるベンチャー企業で働いていました。

 

そこがなかなかユニークなんです。

 

「英語」×IT」をキーワードとして引っかかったのがそこの会社。

 

まだ去年の2月に法人登録(もし時期が違っていたらごめんなさい、社長さん)したばかりの会社で、しかも創業者はカナダからやってきた2人のエンジニア。日本語は流暢かといえばそういうわけでもなく、普段の会話は英語。

 

何をやっている会社かというと、「モビリティIoT(=自動運転車やロボット、ドローンなどの動くInternet of Things)の開発を促進するエンジニア向けのSaaS(=Software as a Service)を作っている会社」。

 

???

 

文系出身なので、ちんぷんかんぷんでした。笑

 

わたしがその会社の面接を受けた当時のメンバーは、その創業者2人+大学生インターン1人。つまりたった3人(そんなの言われなくても計算できるわ!って感じですよね、はい)。

 

しかも役割の内訳は、以下の通り。

CEO

CFO

・営業担当

マーケティング担当 わたしはココでした

 

よくベンチャー企業に入社することの強みとして「裁量が多い」と言いますが、もう裁量が多いというか裁量しかない環境。

 

モビリティIoTもよくわからないし、マーケティングもヒヨッコだし(ヒヨッコというかまだ生まれてさえもなかったかもしれません笑)、

 

マーケティング担当として残せた実績は、ハッカソン(エンジニアが集って自動運転ドローンをプログラミングするイベント)ぐらい。

 

自分にとっての会社へのありがたみと、会社にとっての自分へのありがたみ。

 

このバランスが全然取れていませんでした。

 

お給料はいいしメンバーとも仲がいい(メンバーがどう思っていたかはわかりませんが、少なくともわたしはそう思っていました笑)。

 

でも、名刺に書かれた「マーケティング担当」の言葉に匹敵するような実績は全然残せてない。

 

どうでもいい会社だったらこんなジレンマに苛まれることはなかったのだろうと思いますが、なんていたってその会社が大好きだったんです。

 

全く気取らないボス2人(ボスが「会社の中でボクが1番下だと思ってる」と言ったとき、びっくらたまげました笑)、そしていろんな大陸からやってくるインターン生(インドとかアメリカとかロシアとか)。当時のオフィスは恵比寿にあったので、お昼時になるとみんなで1.5時間ぐらいランチを楽しんで、くだらないことで笑って

 

まあ、とにかく楽しかったんです。

 

でも、今その会社に戻るとなったとき、果たして自分はどれだけ貢献できるのか。

 

こう考えたとき、答えはほぼ0%に近かったんです。

 

もちろん元インターン先のベンチャー企業で求められる素質は得られていないとしても、どこかしらで何かしらの役に立つスキルぐらいは得られているのかもしれません。

 

でも、そんなの「Excelのショートカットがちょっと使える」とか「ほうれんそうが前よりできるようになった」ぐらいの本当に小手先のスキルで、肝心な「専門性」みたいなものは全く身についていないと自信をもって言えます(自信をもつところが違う気もしますが笑)。

 

このまま想いに身を任せて転職するなり起業するなりフリーランスになるなりした場合、

 

「理想」と「現実」のギャップからは解放されるだろうけど、

 

また違うギャップに今度は苛まれるんだろうなあと。

 

それは、

 

「理想」と「実力」のギャップ。

 

ちょっと前まで(前回の投稿まで?笑)は、「想いがあればスキルも経験もついてくる」と根拠のない自信がありました。

 

そうなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれませんが、

 

入社して8ヶ月が経った今ー

 

仕事が100%自分のやりたいことではなかったとしても、残業なりなんなりで心身ともにきついときがちらほらあったとしても、どうせやるなら本気で打ち込もうと決めてからというものの、わかることが増えてきて、頼られる瞬間も増えてきて、仕事を前よりも楽しめるようになりました。

 

入社して初のプロジェクト(今もこのプロジェクトにいます)ではPMO(プロジェクト管理チーム)に所属しているのですが、最近体制が変わって、1人でそのチームを任されることに。もちろん上司に頼る瞬間はたくさんあると思いますが、なんだか信頼してくれて思い切って任せてくれた気がして、心細さもある中、ちょっと嬉しかったんです。

 

あとは、守備範囲を広げようと、前までは自分が担当の仕事しかしていなかったものの、他のチームの仕事も手伝うようになってから、テクノロジー関連のこともちょっとわかるようになって(ちょっとかじっただけでわかる気になっているだけですが笑)

 

今やっていることの全部が自分のやりたいことではなかったとしても、今やっていることを楽しいと思える瞬間が増えてきました。

 

ゆくゆくは「今やっていることの全部が自分のやりたいことの全部」と言える仕事がしたいなんて青臭いことを考えているものの、

 

転職のタイミングはもうちょっと先になるかもしれません。

 

「本当にやりたいこと」の理想と現実のギャップに苛まれながらも、

 

想いを行動に落とし込もうとしたとき、

 

転職のタイミングを考えたとき、

 

脳内にお邪魔してきたもう1つのジレンマは、

 

理想と実力のギャップ。

 

「本当にやりたいこと」に対してどれだけ自分に実力があるのか。

 

「本当にやりたいこと」をやっていく中で実力がつくものなのかもしれませんし、ゆくゆくは転職することはもう決めています(双子座なのでいつどう決断が変わるかはわかりませんが!笑 双子座のみなさん、なんだかごめんなさい。コロコロ気分が変わるのはわたしだけかもしれませんね)。

 

でも、現職に感じるモヤモヤと同じぐらい、転職のタイミングは「今」と考えたときにモヤモヤを感じます。

 

だから、しばらくの間は本業に打ち込みつつ、ひそひそと副業というか余暇にソーシャルビジネスだの書くだの旅だの、やりたいこと好きなことをやっていこうと思います(なんだか決意表明ばっかりでかたじけない)。

 

III. 理想と現実のギャップより先に、理想と実力のギャップを埋めてみる

 

そんなこんなで、サブタイトルの通りです!

 

決意表明ばっかりで行動に移せていないのもあれなので、ちょっとした実践を

 

実力をつけたいっていってもどんな実力をつけたいのさ!

 

これは、本当に、もう、あれですね、おっしゃる通りですね。

 

点と点が後から線になって意味を成すみたいなこともあるかと思うので、

 

ズバリ身につけたいものはこれとこれとこれだ!

 

みたいなことは一旦控えようと思いますが、

 

やっぱりデジタルマーケティングの部署にいるからにはデジタルマーケティングっぽい専門性を得たいかなあと。

 

書くことが好きなのでブログを始めたわけですが、他のブロガーの記事を見ていると、「なんか見た目かっこいい!どうやるんだろう?」みたいな瞬間だったり、

 

ソーシャルビジネスのくくりでやりたいことはいろいろあるけど、ソーシャルビジネスへの関心を噛み砕くと「応援したいと思う人を応援する」的なおこがましい気持ちがあるので、「たとえば好きな人だったり好きなNGOだったりの活動を宣伝するときに、いかにウェブサイトやSNSスマホアプリ等のテクノロジーを使ってマーケティングするんだろう」って瞬間だったり

 

今プロジェクトでやっていることはデジタルマーケティングとはちょっと遠い気もしていますが、捉え様によってはデジタルマーケティングに通ずるところもあり、そんな通ずるところをちょっと掘り下げれば面白いし実力もちょっとはつくのかなあと考える今日この頃です。

 

今までは、

 

本業はこれ、副業はこれ、そのうち副業にシフトするぜ!

 

みたいな分け方をしていて、

 

平日は仕事、土日はやりたいこと、そのうちやりたいことを仕事にするぜ!

 

みたいな考え方をしていて、

 

月曜日になると「ああ、さらばやりたいことたち」と考える日々の繰り返しでしたが

 

これからは、やりたいことの理想と現実のギャップに悶々として転職のタイミングについて悩むのではなく、

 

やりたいことの理想と実力のギャップを埋めるべく仕事と向き合い、「今だー!」星人が囁いたタイミングで転職をします。

 

そしてその第1歩としてWebデザインをかじるべく、htmlCSSを学ぶことにします。

 

そして行動に変えるべく、今回の記事にも本当に簡単なhtmlとCSSを埋め込みました

※ヒントはページの1番下のとあるボタンです。見つけた方にはもれなく... 

www.ituore.com

 

「この記事を書いているヒマがあったらとりあえずhtmlとかcssとか勉強せや!」

 

と威勢のいい関西兄ちゃんからツッコまれそうですが、まああれですね、続けることが大切なのでね、ブログもチンアナゴのように細々と続けます~。

 

またまた元インターン先の男の子に言われたことなのですが、

 

「転職のタイミングを決める基準はなんなんですか?」

 

と投げかけてくれた後に、

 

「転職について考えてるってことは、今の環境がbestだと思っていないからかもしれませんね。○○○さんっていつもbestな選択肢追いかけてそうですし。bestな選択肢はなかなか見つからなくてもbetterな選択肢があるのかもしれませんね。」

 

と言ってくれました。

 

大学生とは思えない大人びた発言ですよね(脱帽)。

 

そこで考えたとき、やりたいことの理想と現実のギャップを埋めるという意味では今の環境がbestではないけれど、

 

やりたいことの理想と実力を埋めるという意味では今の環境は少なくともbestに近いのかもなあと

 

これもよくフィードバックをくれる上司のおかげですね

 

ということで!

 

インターン先に「戻ってきてほしい」と言われるぐらい、

 

そして自分がやりたいことをやるときに想いに加えて実力も味方につけられるよう、

 

もうちょっとだけ今の場所で迷走してみます〜!